福山で就活中の方へ!履歴書の「賞罰」ってどこまで書くの?
2021.12.15掲載
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福山で就活中の方へ!履歴書の「賞罰」ってどこまで書くの?

 

履歴書はプロフィールから始まり、学歴・職歴などの経歴欄、

免許・資格、志望動機や自己PRなど多くの項目を記載する必要があります。

「賞罰」がある場合、この項目はどこまでの範囲で記載が必要なのでしょうか?

全て記載する必要があるのかどうかお悩みの人へ向けて、

今回は『教えてほしい「賞」と「罰」!履歴書の「賞罰」ってどこまで書くの?』をお伝えしていきます。

 

履歴書の賞罰欄 —

賞罰の「賞」は受賞や表彰の履歴を記載します。

反対に「罰」は刑法犯罪、つまり犯罪歴を指します。(「罰」には、酒気帯び運転なども含まれます。)

しかし、現在の履歴書にはこの欄自体がないことも多く、

履歴書に「賞罰」欄がない場合は他の欄を使用し記載する必要はありません。

 

賞罰欄の履歴自体がない場合の記載例 —

賞罰の履歴がない場合は空欄にして提出するのではなく、

「なし」と記載することが無難です。

履歴書のどの項目であっても空欄になっていると採用担当者の印象はよくありません。

賞罰がなくても空欄にせず必ず記載しましょう。

 

「賞」がある場合の記載例 —

「賞」の部分は国際大会や全国大会といった大きく知名度が高い大会での受賞・表彰や

官公庁(消防署長)からの感謝状などを記載できます。

年月と大会名などを「賞」が複数ある場合は、時系列をぐちゃぐちゃにせず、

時系列に沿って記載するようにしましょう。

 

また、記載する内容についての注意点として、

知名度が低いものや10年以上前の古すぎる受賞歴は記載しない方が無難。

国際大会では入賞以上、国内大会は準優勝・優勝レベルを記載するのが一般的です。

古すぎたり、大会出場のみで記載してしまうと逆に採用担当者へ

マイナスの印象を与えてしまう可能性があるため、避けることをおすすめします。

 

その他、皆勤賞や会社内表彰などは一般的に「賞」としての対象にはなりません。

会社内での表彰などを記載する場合は自己PR欄や職務経歴書を活用することをおすすめします。

 

記載例)

20○○年 ○月 第〇回 全国〇〇大会 優勝

20○○年 ○月 ○○消防署長より感謝状(○○○の人命救助のため) 以上

 

「罰」がある場合の記載例 —

基本的に「罰」は刑事罰を指しています。

刑事犯罪の懲役刑・禁固刑・罰金刑などの有罪判決を受け、科された刑事罰(罰)がそれに該当します。

こういった刑事罰が複数ある場合は、こちらも時系列で記載するようにしましょう。

「罰」に記載する必要があるのは罰金刑以上の確定している刑事罰が対象なため、和解や示談は含みません。

 

その他、交通違反については刑事処分の対象かどうかで記載する必要性が変わります。

駐車違反など軽めの違反は刑事処分対象外となり記載が不要に。

しかし、酒気帯び運転といった重大な交通違反は刑事罰の対象となり、記載する必要があります。

 

履歴書へ記載不要なものを一部は下記の通りです。

*起訴猶予 … 起訴をされていないため有罪ではない

*裁判中 …  有罪が確定していない状況だから

*未成年時の犯歴 … 未成年時の犯罪歴は記載の必要がない

 

記載例)

20○○年 ○月 ○○罪 懲役○年、執行猶予○年 終了

20○○年 ○月 道路交通法違反 ○○で罰金刑  以上

 

まとめ ―

最近の履歴書で見かけることは少ないですが、

こういった形式のある履歴書の場合は今回のことを参考にしてみてください。

また、「罰」に当てはまる刑事罰の場合は履歴書へ記載する必要があるため、

こちらは包み隠さず記載をお願いします。

 

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