面接時に「自分自身を一言で表現してください」といわれ、うまく答えられませんでした。どういう回答がいいのでしょうか・・。
就職・転職活動をしていると採用担当者から
「自分自身を一言で表現してください」と質問されることがあります。
ですが、「自分自身を一言」でと言われても、
どのように回答したら採用担当者の記憶に残るのか悩みどころです。
今回は面接でよく聞かれる「自分自身を一言で表現してください」の回答方法などをご紹介します。
採用担当者が質問をする理由 —
まず、初めに採用担当者は何故この質問をするのでしょうか？
その理由はこの質問で手早く「人間性」を知ることができるからです。
また、企業によっては多忙のあまり面接時間が短くなってしまうことも…
そういった短時間であっても企業に合った人材を見つけ出さなければならないといった事情もあるようです。
「人間性」以外にみているポイント —
その他、採用担当者は「人間性」以外にもみています。
・自己分析
・コミュニケーション能力
・臨機応変な対応ができるか
この3つの項目は、
企業に就職後、社内外での人間関係をスムーズに作り上げていける人物かどうかや
仕事で何か問題が起きてしまった場合にどのような対応ができるのか など
質問を投げかけた際の回答から判断しています。
「自分自身を一言で表現してください」の回答例と理由 —
この質問を投げかけられた際に採用担当者が魅力的だと感じる回答例とその理由を簡潔にお伝えします。
・忍耐力 … 忍耐がある人は始めたことは最後まで成し遂げられるという魅力が◎
・即決力 … 即決力はスピーディーに物事に取り組め、仕事を円滑に進められる
・行動力 … 常にチャレンジすることができる。企業にとって行動力は大きな戦力に。
・向上心 … 向上心がある人は企業へ利益をもたらしてくれるプラスのイメージがあります
・努力家 … 努力を続けられる人は企業にとっても魅力的です。物事へ真摯に取り組めることがプラスに
・粘り強さ … どんな困難があっても挫けずに前進できるといったイメージが持たれアピールには◎
・協調性がある … 企業にとって協調性のある人はとても魅力的です。しっかりとアピールを！
・責任感がある … 責任感 ＝ 信頼 と考えられます。今までのエピソードを添えると◎
・負けず嫌い … そのまま伝え方てはマイナスイメージになるので要注意。経験談を伝えることが大切
・気配りができる … 気配りができると仕事も円滑に進められるため、企業が重要視している人物です
マイナス表現はNG —
「自分自身を一言」といっても、面接で短所を伝えるのはNGです。
自分の長所より短所の方が見つけられやすいからといった人もいますが、
だからといって短所を伝えていては採用担当者への印象はよくありません。
面接では自分の良さをアピールする場面なので、
マイナスなことは言わずプラスのことをしっかりと伝えましょう。
その他の注意ポイント —
面接ではどの企業であってもエントリーシートの記載が求められ、
このエントリーシートを採用担当者は確認した上で面接を行います。
「自分自身を一言」と質問をされても思い付きはNGです。
エントリーシートの記載した内容に添って回答することをおすすめします。
内容がズレてしまうと、
一貫性がなくどのような人物なのかが採用担当者に伝わりづらくなってしまうため、要注意です。
まとめ —
面接での「自分自身を一言」の質問は
就職後、どのように活躍できる人物なのかを採用担当者へ伝えるための手段の一つです。
忍耐力・行動力・気配りができるなど、
自分が些細なことと思っていることであっても表現の仕方で伝わり方は変わります。
もしも、自分の長所がまだ発見できていない人は
「自己分析」をする所からスタートしてみてください。
短所は長所に繋がることもあるので、短所だからと全て切り捨てずに慎重に考えることもポイントです。
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