退職理由がパワハラだったことを採用担当者へ伝えても、何ら問題はありません。
但し、伝え方には注意が必要です。
退職の理由にはスキルアップを目標にして転職を決意した人、給与を上げたい人、前職での人間関係を改めたい人など、それぞれです。
ですが、その退職理由をどうやって伝えたらいいのか迷ってしまう人もいると思います。
今回は「退職理由が上司のパワハラだった場合、伝えるべき?」をご紹介します。
まず初めにパワハラの定義をご紹介します。
厚生労働省によると以下の条件を満たす行為があった場合、パワハラと該当されます。
「暴力行為があった」「嫌がらせを行う」「過剰な叱責」など、第三者からでもパワハラとみなされるかどうかもパワハラに該当させるために重要となります。
退職理由がパワハラだったことを採用担当者へ伝えても、何ら問題はありません。
但し、伝え方には注意が必要です。
パワハラが退職理由であっての伝え方次第では採用担当者にはマイナスの印象を与えてしまうことに…
マイナスの印象を与えてしまわないように、伝え方の注意点とコツを4つお伝えします。
退職理由を伝える際は「嫌がらせが辛かった」や「過度な叱責がしんどかった」と言ったネガティブな表現や愚痴として伝えるのではなく、客観的は事実だけできるだけを簡潔に伝えるようにしましょう。
例)「毎週のように休日出勤を強制され、月の休みが3日しかなかった」など
パワハラを受けたことで転職を決めたと採用担当者へ伝えるだけでは「トラブルに対して受け身」「自分では解決しようとしない人」といったマイナスのイメージを与えてしまうことも…伝えるのはパワハラがあった事実だけではなく、パワハラにどう対処したのかも伝えるようにしましょう。
例)「パワハラを黙認する職場環境を改善するべく、役員に直接改善案を提示した」など
職場内で自分だけがパワハラ被害を受けていたと伝えないようにしましょう。
説明の仕方次第では「本人の性格や仕事の能力に問題があるのでは」といったマイナスのイメージを採用担当者へ与えてしまう可能性も…この場合、自分だけにパワハラがあったという表現のではなく、職場内全体に対してパワハラがあったと伝えるようにしましょう。
例)「パワハラは職場全体で横行しており、通常の業務にも支障をきたしていた」など
退職理由にはパワハラを受けたことだけではなく、これからの仕事に対する熱意や前向きさを伝えることも大切です。
パワハラの事実は簡潔に説明し、仕事に対してのポジティブな考えを伝えるようにしましょう。
例)「自分の成長とこれからのために転職を考えました」など
どの企業の面接でも必ず質問される「退職理由」。
伝え方次第で印象はプラスにもマイナスにも働きます。パワハラを転職理由で答えることには何ら問題はありませんが、伝え方が愚痴などのマイナスのイメージとならないように気を付けて伝えるようにしましょう。
愚痴など、マイナスの印象を与えてしまいそうな場合は表現方法を事前に確認し、自身にとってプラスの表現となるようにして面接に臨むようにしてください。
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