親が認知症になって介護が必要になりました。一人っ子なので他に頼れる身内もいなく、困っています。月に数回の病院付き添いもあり残業も厳しい状態です。会社には伝えたほうがいいのでしょうか。有休だけでは対応できない気がします。
あなたは親に介護が必要になった場合、どうしますか?
兄弟や親族がいる人であれば、周りと協力して介護を行うことができますが、他に頼れる身内がなく、あなた1人の場合、仕事に介護にと1人で抱えなくてはなりません。仕事と介護の両立には時間が必要です。
仕事が定時で終わらないなど仕事内容によっては職場の理解が必要となることもあるでしょう。
そこで今回は「頼れる身内がいない1人での介護、職場に報告すべき?」についてご紹介します。
職場への報告は必要?―
介護をする上で、仕事と介護の両立時間の制限などがあり、難しいことがあるかとかと思います。一度、職場に報告することも検討してみましょう。
家族に介護が必要になったことなど、事情を伝えることで職場から何かしら考慮されることもあります。
事情を何も伝えていなければ、職場では状況も把握できないため、いくら介護が理由であっても、社内での印象を悪くしてしまいかねません。事情を伝えておくだけでも仕事と介護の両立がしやすくなることもあります。
企業によっては残業を減らせたり、介護休暇などのサポート体制が整っていることもあります。
家族の介護は仕事での収入があって成り立つ部分もあります。1人でひとりで抱え込ま込まず、職場に報告し、サポートが受けられるようであればサポートを受けましょう。
職場への報告のタイミングについて―
親の介護を職場に伝えるタイミングは早めがおすすめです。
その理由は次の通りです。
1- 理解が得られる
職場に介護をする旨を早めに伝えておくことで、職場から理解が得られ、介護とも両立がしやすくなります。
介護は生活面での介助のイメージがありますが、月に数回病院へ通院が必要なことなども早めに職場へ伝えておくことで、早退対応やリモート出勤などにしてもらえる職場の理解も得らえることもあります。
2- 仕事への影響を軽減できる
事前に職場へ伝えておくことで、仕事に与える影響を最小限に抑えられます。
介護では急な事態で仕事を休まなければならいこともあります。事前に伝えることで周囲にかかる負担を軽減されます。
早めに伝えることで仕事と介護の両立がしやすくなり、介護が原因での離職の可能性も減らすことができます。
またどうしても会社の人員的な要因で介護にかかわる時間が取れない場合は
転職という道を選択するのもいいかもしれません。
介護は程度にもよりますが、短期でよくなるということはありません。
親の状態と将来をみすえて働きやすい環境を探すという選択肢もあります。
1人でやれることには限界がある―
親の介護だからと言って1人で抱える必要はありません。
行政の介護サービスを利用するのはもちろんですが
他の家族や親族、職場など、周りに頼ることも大切です。
もし、家族や親族にも頼ることができない場合や職場でのサポート体制があっても介護との両立が難しいと感じた場合は専門機関や介護の知識を持った専門家に相談をしてみるのも1つの方法です。
まとめ―
介護は家族だけではどうにもならないこともあります。それが一人っ子ならなおさらです。
仕事と介護の両立は兄弟(姉妹)がいる人であっても、大きな負担を感じるもの。1人で抱え込むのではなく、職場に早めに伝え、職場でのサポートが得られるよう体制を整え、仕事と介護の両立ができるといいですね。
介護ができることも仕事ができて得られる収入があってこそ手厚い介助が可能となります。介護離職といったことにならないよう、周囲に知らせることが大切です。
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