看護師で転職を考えています。辞めたい理由が人間関係や上司とうまくいかないと言った理由ですが、正直に話すと採用されないようで怖いです。別の理由を退職理由にしてもいいのでしょうか?
2025.06.12掲載
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看護師で転職を考えています。辞めたい理由が人間関係や上司とうまくいかないと言った理由ですが、正直に話すと採用されないようで怖いです。別の理由を退職理由にしてもいいのでしょうか?

転職を考える理由は人それぞれ。

「スキルアップを考えて次のステップに進みたい!」「今の人間関係に疲れてしまった」「給与が少ないから上げたい!」など、様々な想いがあるのでないでしょうか。

マイナスな理由、プラスの理由、いずれにしても、それはあなたが今の職場で抱えている ”課題” であり、人生のターニングポイントでもあります。

この課題をどう向き合い、どのように解決するのかが、転職活動を進めていくうえで大切になってきます。

今回は、その中でも「人間関係」を理由に転職を考えている人に向けて、「退職理由の伝え方と転職活動で大切にしたい考え方」についてご紹介します。

 

退職理由、そのまま伝えても大丈夫? ―

看護師の主な退職理由は「人間関係」「職場の雰囲気」「上司とのトラブル」と言われています。

実際、転職理由の本音でそうであることは珍しいことではありません。そして、これは看護師に限ったことではなく、他業種で働いている人たちも同じような想いを抱え、転職活動を進めています。

しかし、採用面接でこの「人間関係の悩み」をそのまま正直に伝えることには注意が必要です。

なぜなら、採用担当者は「この人はまた人間関係で辞めてしまうのは?」という懸念を抱かせてしまう可能性があるからです。

たとえ正直な想いであっても、伝え方次第であなたの印象は大きく変わってしまいます。

 

嘘は”NG!”伝え方を工夫しよう ―

本音を伝えることは大切ですが、思ったことをストレートに伝えるのは逆効果になる場合があります。

退職理由を伝える際、「嘘をつかず に前向きな表現に言い換える」ことがポイントです。

正直に話すこと=本音をストレートに伝える、ということではありません。

理由の伝え方は、本音をベースに前向きに伝わるよう工夫することが、転職成功のカギです。

例えば、「人間関係がうまくいかなかったので辞めました」と理由を伝えるのではなく、以下のように言い換えてみましょう。

言い換え例)

  • 「より良いチームワークの中で自分のスキルを活かしたいと考えるようになり、転職を決意しました」
  • 「自分の看護観と病院、病棟の方針にギャップを感じるようになり、改めて自分の方向性を見つめ直したいと想いました」など

否定的な理由を肯定的な理由に“変換”することで、相手に与える印象をポジティブなままに本音として伝えることができるのです。

 

採用担当者が見ているものとは ―

面接で採用担当者が見ているのは、「この人は長く続けてくれる人なのか」「一緒に働いていけそうか」など、再発リスクです。

あなたが伝える退職理由から「この人は同じ理由で辞めてしまうのでは?」と判断されます。

だからこそ、あなたが「どんな理由で前の職場を辞めたのか」だけでなく、「なぜ、この会社で働きたいのか」「どんなことにチャレンジしていきたいのか」といった前向きな志望動機が重視されます。

 

まとめ ―

退職理由は、本音を100%そのまま伝える必要はありませんが、嘘は御法度です。

伝える本音は否定的なものでなく、前向きな理由に言い換えて伝えましょう。

大切なのは「なぜ転職するのか」ではなく、「次の職場で何もしたいのか」に重点を置いて伝えることが大切です。

 

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