■応募条件
応募条件は大きく分けて3つの表記がされています。
「必須条件」…企業が応募者に求める経験内容や年数・専門資格などに関する条件
「歓迎条件」…免許や経験など、あれば優遇する条件
「求めるタイプ」…主に性格や志向など「人間性」について企業が求める条件
また、「必須条件」には記載されず「未経験歓迎」という表記ということも。
その場合、必要不可欠な条件はないということを表しています。
■仕事内容
応募条件がクリアしていることを確認できた所で次に重要なのは仕事内容です。
この企業へ就職した場合、どのような業務を行っていくのかを確認が必要。
「入社後に取り組む業務」
「将来、取り組むことになるであろう業務」 など
情報を細かくチェックし、前職と比較してみると
自分に「できそうな仕事」と「今すぐはできそうもない仕事」かが少しはイメージできます。
もちろん、前職と同じ職種を希望するのであればイメージは比較的しやすいと思いますが、
今回の転職が全く異なる職種を希望する場合、
仕事内容に記載されている情報で不明点があれば、すぐに調べてみましょう。
■給与・休日・勤務時間
応募条件・仕事内容は重要ですが、給与・休日・勤務時間は今後の生活リズムなどに関わってくるものです。
給与体系は月給・年俸制・歩合給など、企業によって異なります。
また、給与体系と併せて「モデル月収・年収例」として表記があることも。
その場合、参考要素になるのでしっかりと確認を。
休日・勤務時間に関してもしっかり読み進めていくことをオススメします。
休日と一言でいっても「完全週休 2日制(1週間のうち必ず2日間は休み)」
「週休2日制(毎月のうち1週間に2日間休みの週がある。毎週必ず2日間休みではない)」
「シフト制」というように様々。
加えて、夏期休暇(お盆休みなど)・年末年始休暇・慶弔休暇・有給休暇など載されています。
企業によって休暇の内容も異なるので要チェック。
その他、「年間休日●●●日」という記載内容も確認が必要です。
勤務時間は、労働基準法で定められた「1日8時間以内」という
定時の勤務時間が基本記載されていますが、企業によっては残業が発生することも当然考えられます。
そこで「月平均残業●●時間」などと記載されている場合があるので家庭の事情などで
勤務時間を重視する方であれば、こちらも要チェックです。
■勤務地や福利厚生
大きな企業では、複数の地域で勤務地として募集をしているケースがあります。
その場合、ご自身が希望する勤務地へ応募が可能なのか、
希望地の勤務地で働くことができても今後、転勤の可能性があるのかについても
記載されている場合があるのでチェックしましょう。
もし記載がない場合は、企業へ直接問い合わせて確認する必要があります。
その他、通勤費や家族手当、社会保険の加入や健康診断、社宅など、企業ごとに充実した福利厚生の制度もあるので
福利厚生もしっかりと目を通すことをオススメします。
■雇用形態
求人には「正社員」だけではなく「契約社員」「準社員」「嘱託社員」「派遣社員」のように
様々な雇用形態が記載されています。
雇用形態によっては給与・休日などの待遇面などが全く違う場合も。
準社員・契約社員の定義は、企業によっては異なるのでその部分も要チェックです。