求人広告で面接に行ったら条件が全く違い、怖くなりました。求人票をみて、良くない企業など見分けられますか。
求職者は求人広告や求人サイトに記載されている内容を信じて企業へ面接に臨まれていると思います。
その広告やサイトに掲載している企業の多くが嘘偽りなく、募集条件を記載していますが、中には全く違う条件を掲載している、所謂「ブラック企業」があることも…
できるのであれば誰でも「ブラック企業」には当たりたくないというのが本心ですが、どうやって見分けていいのか分からない人がほとんどかもしれません。
今回は「求人票からわかる、良くない企業など見分ける方法」をご紹介します。
条件からわかる特徴 —
良くない企業、所謂「ブラック企業」にあたる企業の見分け方は条件から見つけることが可能です。
その特徴を2つご紹介します。
1. 給与
給与が同業他社よりも高すぎる企業、記載されている金額に幅がある企業は注意が必要です。
他社より高い給与の場合、過酷な労働条件(長時労働など)なことが多くあります。
また高い給与は、残業手当が含まれていたり、難しいノルマを達成しなければ支給されない可能性も。
こういった高給与の企業に応募する際はしっかり他社と比較をした上で応募するようにしましょう。
2.学歴・職歴不問
多くの企業でも学歴・職歴不問と記載されていることはありますが、ブラック企業でも学歴・職歴不問で応募していることがほとんどです。
ブラック企業の場合、すぐに人が辞めてしまうので慢性的な人手不足、すぐに働いてくれる人を採用しています。
職種によっては経験・スキルが必要なことも。そういった企業で学歴・職歴不問の場合は要注意です。
もちろん、職種によっては学歴・職歴不問の企業もあり、全ての企業がブラックというわけではありません。
単語・言葉からわかる特徴 —
続いて、「ブラック企業」にあてはまる可能性のある企業が使いがちな単語・言葉を4つご紹介します。
1.きらきらワード
「アットホーム」「夢」「やりがい」といった単語を使用している企業は注意が必要です。
ブラック企業は業務内容では応募してくれる人がなかなか来てくれないため、魅力的なワードを使用する傾向があります。
その中「アットホームな職場です」というフレーズのある企業はブラック企業である可能性が大いにあり、”アットホーム=人間関係が良好で働きやすい” というわけではないので注意してください。
2.ハードルが低い
「未経験者も大歓迎」「誰でもすぐに始められる仕事」といったハードルを低くしたフレーズのある求人広告はブラック企業を疑ってみましょう。
高校生や大学生のような学生アルバイトであれば、このフレーズはよく目にしますが、正社員雇用の場合には要注意です。
また、「やる気があれば誰でもできます」などのフレーズを使用している求人は労働条件が悪いブラック企業が多く使用している方法と言えるので、こちらは避けるようにしましょう。
3.「地元に愛され」フレーズ
「地元に愛されています」などといった「愛されワード」を使用した中小企業も要注意です。
こちらの場合は親族経営の可能性が高いため、避けていくことが無難。
大手企業でも親族経営はあるのですが、中小企業ではワンマン傾向の経営が多く、入社しても長く続かないことが多いです。
4.「若手が活躍」フレーズ
「若手が活躍している会社です」というフレーズを使用している企業も要注意です。
設立年数が浅い企業であれば、「若手が活躍している」のはごく自然なことですが、設立年数が長い企業での「若手が活躍している」場合、人が長く勤められない企業となります。
新卒から入社をし、長く勤めることのできる企業であれば、40代50代といった役職・管理職世代がいるのが通常、「若手が活躍している」アピールすることはありません。
まとめ —
求人広告にある「高給与」「未経験歓迎」「アットホーム」といった言葉やフレーズは魅力的に感じます。
ですが、この魅力的な言葉やフレーズだけで決めることはおすすめできません。
一般的な企業では、高給与にはその給与に見合った資格や事業内容が設定されており、そう簡単に魅力的な優良企業はみつかるものではありません。
魅力的な求人広告をみつけた場合はその広告だけを信じるのではなく、しっかり他社との比較や事業内容の確認をし、実際と条件が違っていたということのないように一度冷静になって判断するようにしましょう。
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