お仕事を探している時間、アルバイトもせず1年の空白期間があります。特に何もしておらず、実家で住んでいたのですが、履歴書への記入と面接でどう言えばいいですか
前職とのバランスを考えて、新しい企業へ直ぐに転職する人もいれば、前職を退職してから期間を空けて転職活動を行うといった人もいます。
退職後、期間を空けて転職活動を行うことを「空白期間」と言いますが、この「空白期間」の履歴書への記入と面接でどう伝えたらいいか不安に思ってしまうことも。
今回は「長い空白期間、履歴書への記入と面接での伝え方」をご紹介します。
企業へ与える印象 —
空白期間が長く、フリーターとして過ごしていた人に対して、採用担当者が感じる印象は良くありません。
その上、期間が長くなればなるほど、未経験の職種への転職活動が難しくなってしまいます。
なぜ難しくなってしまうのか、理由を2つご紹介します。
1- 働く意思が弱い
人それぞれ空白期間ができるのには資格取得や介護などの理由があるかと思いますが、多くの場合で「やりたいことがない」といった理由が挙げられます。
時間を自分の好きなように使用していたり、何もしないまま過ごしていたとなれば、採用担当者へ与える印象は「社会人(正社員などの責任のある雇用形態)として働く意思がない(弱い)」と感じさせてしまうことも。
2- 入社後、すぐ辞めてしまう
空白期間が長くなるとその期間にどのようなことをしていたのか、企業側は知る術がありません。
期間が長ければ長いほど、働く意思以外にも社会人としての意識が低いと判断され、その結果、直ぐに辞めてしまうから採用は見送ろうと思われてしまいます。
空白期間に対する答え方 ―
空白期間が長くなると後ろめたく感じてしまい、隠したくなることがあるかもしれません。ですが、空白期間は隠さずに答えるようにしましょう。
長くなってしまった空白期間でもマイナスイメージを少しでも脱却する面接での答え方を3つご紹介します。
1- 面接は堂々と
面接では堂々とした態度で臨むようにしましょう。堂々と臨むころで話しに説得力が生まれ、採用担当者への印象も良くなります。
自信がなさそうな態度や話し方は採用担当者にマイナスの印象を与えてしまいかねません。挨拶や質問にはハキハキと発言しましょう。
そして、空白期間ができてしまったことに対して反省していること、これから新しい自分に変わっていこうと考えていることを態度で示すことも良い印象へと繋がります。
2- 辞めないアピールをする
面接時に辞めないアピールが重要になります。採用担当者は空白期間が1年間と長い方に対して、マイナスの印象を少なからず持っています。「何故空白期間が必要だったのか」「空白期間にどのようなことをしていたのか」などの質問は今後長く働いてくれる人材なのかどうかを見極めています。
入社後にどうようにして企業に貢献していくのかを明確にアピールできるようにしてましょう。
3- 嘘はつかない
面接において嘘はつかないようにしましょう。面接で嘘をついてしまうと、つじつま合わせのためにいくつも嘘をつく必要があるかもしれません。
その嘘が面接中にばれてしまうと採用担当者へのイメージとても悪くなってしまいます。
空白期間の理由が伝えづらくても嘘はつかず伝えつつ、入社後のポジティブなビジョンも伝えられるようにしましょう。
空白期間がある時の履歴書の記入は ―
空白期間の理由について履歴書へ簡潔にまとめるようにしましょう。
— 学歴・職歴 記入例
平成(または令和)○年△月 一身上の都合により退社
【平成(または令和)○年△月 家族の介護のため(他、病気療養や資格取得などの理由を記入)】
※上記のように理由を記入する場合もありますが、長く空白期間ができてしまった場合、理由を記入する必要はありません。
— 自己PRのまとめ方
自己PRには空白期間で身につけたスキルや取得した資格があれば、それを得るためにどのような努力・行動を起こしたのかを詳細にまとめるようにしましょう。
空白期間が長くなりブランクがあっても、努力したことや行動を起こしたことが採用担当者へのアピールに繋がる可能性があります。
まとめ ―
転職活動は空白期間が長くなればなるほどに難しくなってしまいます。
面接での伝え方や履歴書でのアピールの仕方で採用担当者へ与える印象は良くも悪くも変わるため、伝え方やアピールの仕方を間違いないように心がけましょう。
「空白期間≠ブランク」ではありません。どのような理由であっても嘘はつかず、空白期間に得たものや今後のビジョンを含めてポジティブに伝えられるといいですね。
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