男性の育休についてしっかり取れるところを探しています。 面接で話しをすると、まだ違和感を感じます。ある程度妥協しないといけないのでしょうか
少し前であれば、育休といえば女性だけ取得するものと考えられていましたが、時代は変わり最近では男性の育休取得への取り組みも耳にするようになりました。
しかし、男性の育休制度はあっても「誰も取得したことがない」「取れる雰囲気にない」など、社内の雰囲気もあり、男性の育休取得数はあまり多くありません。
今回は「男性の育休」についてご紹介します。
育児休業(育休)とは —
育休は法律で定められている育児のために取得することのできる休業制度です。
1歳に満たない子どもを育てているといった条件を満せば育休取得は可能となります。
そして、条件を満たしていれば正社員でなくても雇用形態の人でも取得は可能です。
男性の育休 —
男性でも法律で定められているため、条件を満たしていれば育休取得が可能です。
もし、勤務先に育休に関しての規定がないといった場合でも、申し出を行えば取得ができます。
但し、育休期間の給料の有無、支給金額については法律的な定めはないため、企業によって異なります。
育休取得の条件 —
育休は男女問わず、一定の条件を満たしていれば取得が可能となります。
- 1歳未満の子どもを育てていること(*原則)
- 日雇い労働でないこと
- 同一事業主に1年以上雇用されていること
- 所定外労働日数が1週間の内3日以上あること
- 育休申し出から1年以内に雇用終了しないこと
育休取得期間 —
【女性の場合】
産前産後休業後、子どもの1歳になる誕生日前日までが育休取得期間となっています。
産前休業・・出産予定日の42日(6週間)前の期間
産後休業・・出産翌日から56日(8週間)後までの期間
【男性の場合】
男性は子どもが産まれた日から1歳になる誕生日前日までが育休取得期間となっています。
育休取得期間の延長ができる —
育休はある条件に当てはまった場合、延長が可能となります。
保育園などへの入所(入園)ができない、または休業の必要性が認められた場合・・1年6ヶ月まで延長可能
1年6ヶ月時点でも状態が変わらない場合・・2年まで延長可能
男性の育休取得メリット —
男性の育休取得率が低い中、取得することは男性本人を含めて、事業者にとってもデメリットばかりではありません。
以下、メリットをご紹介します。
【男性・家族のメリット】
- 子どもの成長を身近に感じられる
- 家族(妻・パートナー)との絆が強くなる
- キャリアプランの見直しができる
- 資格・スキル取得の勉強もできる
プレイべートでのメリットは、あっという間に成長していく子どもの貴重な1年間を身近で感じられこと、妻やパートナーへの産後のサポートを行うことで信頼関係を築くことができ、子どもが産まれる前よりも絆が深まることも。
仕事面ではキャリアを冷静に見直すことができる上、新しい挑戦として資格やスキルの勉強ができます。
しかし、資格やスキルの勉強だけに没頭しているようではNGです。しっかりとメリハリをつけ、妻やパートナーへのサポートを行うようにしてください。
【事業者のメリット】
- 助成金取得できる
男性の育休取得率を増やすため、事業者には助成金が交付されます。
1人が育休で不在になってしまうと、企業にとって負担は大きくなります。その負担を少しでも軽減できるよう「両立支援等助成金」を受け取ることができます。
この助成金は、育休期間や企業の規模によって交付される金額は異なります。
まとめ —
男性の育休取得率はなかなか上がりません。
ですが、男性の育休に対して受け止める姿勢は少しずつ変わりつつあります。
今はまだ違和感を感じるかもしれませんが、妥協はせず育休の申し出されることをおすすめします。
子どもの成長は人生の中で一瞬です。育休を取らずに後悔することのないよう、取得してご家族の絆を深めながら、自身のステップアップもできるといいですね。
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