パートで仕事を探しています。月に8万ぐらいが希望ですが、雇用保険に加入したいと思いますが、会社によって加入できないと言われることがあります。どうしてでしょうか。
正社員、パート・アルバイトと雇用形態が異なっていても働くことと雇用保険は切り離すことのできないものです。
しかし、仕事の内容などによっては雇用保険の条件に当てはまらず、加入したくても加入できないこともあります。
なぜ、雇用保険に加入したくても加入することのできない仕事があるのでしょうか?
今回は「雇用保険に加入できない条件とは?」をご紹介します。
雇用保険って何?ー
雇用保険とは「失業した時」「職業訓練を受けた時」「産休・育休時」などのタイミングで給付を受けられる制度を言います。
雇用保険に加入しておくと、失業等給付・育児休業給付、再就職手当など、生活に寄り添った給付を受けられます。
雇用保険は義務ー
正社員、パートなど雇用形態を問わず、入社したら雇用保険の加入が必要です。
その他、労災保険の加入も必須です。
但し、仕事の内容によって条件を満たせず、これらの保険に加入できないこともあります。
条件を満たしているかは事前に確認しましょう。
なぜ雇用保険に加入できない?ー
雇用保険に加入不可の条件は以下の通りです。
- 所定労働時間が1週間で20時間未満
- 65歳以降から雇用された
- 学生である(昼間のみ。夜間、定時制は除外)
- 会社の役員や個人事業主の同居家族
- 4ヶ月以内の季節限定での雇用
- 公務員である(雇用保険法第六条で対象外)
- 船員である(特定漁船以外の船員の場合。通年での雇用は加入義務有り)
- 前職で喪失手続きがされていない(前職で雇用保険に入ったままになっており、新しい職場で加入できない)
今回のタイトルのようにパート・アルバイトで「雇用保険に加入できない」と言われた場合は所定労働時間、現在の年齢、雇用期間、前職で喪失手続きができているかを一つずつ確認してみましょう。
雇用保険の雇用対象とはー
正社員以外のパート・アルバイトでも雇用保険の加入が義務付けられています。
しかし、上記の条件に当てはまっている場合は、パート・アルバイトでも雇用保険の加入対象外となります。
雇用保険の加入義務がない場合は、上記のような所定労働時間などの加入条件を満たせていないことが考えられます。
雇用保険への加入を希望される人はなぜ、加入できないのか条件を確認しましょう。
もし、雇用保険に加入していなかったらー
加入条件を満たしていたにも関わらず、加入していなかった場合は入社から遡り加入しなければなりません。
但し、適切な対応の手続きが必要になります。
まとめー
雇用保険の加入は義務ではありますが、必ずしも加入できるわけではありません。
加入の可否は条件を満たしているかで変わります。
雇用保険への加入を希望される場合は、ご自身がこれから働きたいと思う仕事の所定労働時間など、条件をしっかりと確認してから選ぶようにしましょう。
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