会社が倒産したら失業保険はもらえますか？勤めていた飲食が不景気で倒産してしまい、仕事がなくなりました。雇用保険は入っていました。
一つの会社で円満に長く仕事が続けられるのであれば、自分にとってもご家族にとっても生活を続けていくうえで、幸せなことはありません。
しかし、さまざまな理由から仕事を続けることができず、退職となることもあるでしょう。
その退職の理由によっては失業保険を受け取れる場合と受け取れない場合があります。
では、今回のような「会社が倒産した場合の失業保険」はどうなるのでしょうか。ご紹介していきます。
失業保険についてー
退職または会社の事情から失業した人に対し、失業保険は失業後の生活を支える意味合いをもった給付金のことをいいます。
受け取れるタイミングは？ー
失業のタイミングから次の職に就くまで、もしくは一定の期間までのお金を受け取ることができます。
誰でも失業保険は受け取れる？ー
失業保険は誰でも受け取れるわけではありません。
給付が受けられるは受給資格を満たした人のみとなります。
対象外の人とは？ー
給付対象外の人は以下の通りです。
- 失業後、直ぐ新たな職に就いた人
- 再就職の意思が感じられない人
申請方法ー
失業保険を受給には必要書類を持ってハローワークで申請しましょう。
【会社からの書類】
- 離職証明書
- 雇用保険被保険者離職票
＊これらが会社から受け取れなかった場合はその旨をハローワークに相談しましょう。
【自身で用意するもの】
- マイナンバーもしくは通知カード
- 免許証などの本人確認書類
- 申請する本人の銀行通帳
- 印鑑 など
会社都合での失業の場合ー
失業保険は会社都合であっても受け取りが可能です。
会社が倒産し、会社を辞めざるを得ず、失業してしまった人の場合、心の準備はおろか、日々の貯えもない人も中にはいることでしょう。
そういった人に向けて失業保険をすぐに受け取ることができます。
その他、会社都合での失業のメリットは以下の通りです。
1-すぐに受け取れる
自己都合での失業では受給まで約3カ月かかりますが、会社都合では離職票の提出後7日で失業保険を受け取れます。
2-受給期間が長い
自己都合の失業では、34歳で雇用期間が5年以上の人の受給期間が90日間なのに対し、会社都合の場合では180日間と長期的に失業保険を受けられます。
（自己都合では、退職理由によって受給期間は異なります。）
失業保険、いくら受給される？ー
会社倒産での失業は会社都合に該当します。
目安はこれまで給料で受け取っていた金額の約5〜8割が受け取れます。
まとめー
会社が倒産し、仕事が続けられなくなった人にとって失業保険はなくてはならない、大切な収入源です。
自己都合の場合では、失業理由によって受給できる条件や期間は異なりますが、自己都合の人も会社都合の人も失業保険を受け取ることが可能です。
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