面接時に彼氏はいるのかとか、結婚の予定はあるのかとか、セクハラまがいの質問をされます。我慢してありのままを答えたほうがいいのでしょうか。どこまでの質問が大丈夫なのか、よくわかりません。基準があれば教えてください。
面接では面接官によく見られるため、「全てを答えなくては」と思うことがあると思います。
しかし、プライベートなことを質問された場合、踏み込まれすぎて答えたくないと思う気持ちと印象をよくするために答えなくてはという気持ちが交差することがあるかもしれません。
こういった状況で、どこまで答えてどこまで答えなくてもいいのか、質問についてのボーダーラインはどこなのか気になると思います。
そこで今回は「面接でプライベートな質問があった時、どうしたらいい?回答のボーダーライン」についてご紹介します。
プライベートな質問は答えないといけない? ー
質問にはできるだけ、答えるようにしましょう。
その理由は、プライベートな質問でも内容によって、今後の業務に関係してくることがあります。
結婚についての質問は?ー
結婚後に働き方が変わることがある場合は、入社後に伝えるのではなく、面接で伝えるようにしましょう。
例えば)時短勤務など家庭と仕事の両立ができるよう働くのか、通常勤務なのか
業務に関係ない質問は答えなくていい? ー
入社後の業務を進める上で、全く関係のない質問に対して答える義務はありません。
こういった質問には「お答えできません」と伝えて大丈夫です。
答えないときの注意点 ー
不適切な質問であっても、全ての質問に対して「お答えできません」とするのは、面接官に与える印象を悪くしてしまう可能性があります。
面接官とのコミュニケーションと考え、当たり障りのない回答も心がけてください。
ただし、セクハラまがいなど、どうしても答えたくない場合は、答える必要はありません。
採用選考の考え方 ー
厚生労働省のWebサイトでは、採用選考は 以下の通りに行うことと記されています。
- 応募者の基本的人権の尊重
- 応募者の適性・能力に基づいた基準
と記載されいる他、採用選考は公正でなくてはなりません。
応募者の適性・能力と関係がない事柄の質問を行い、結果を決めてはいけません。
面接で質問していはいけない内容 ー
面接官は応募者の適性・能力と関係がないことの質問をしてはいけません。
質問のボーダーラインといえる内容は以下の通りです。
- 家族構成や家族の地位、財産
- 生活環境に関すること(住宅の種類や間取り)
- 個人情報 → 本籍や出生地に関して(戸籍謄本や抄本、住民票の写しの提出)
- 宗教に関すること など
これらの質問があった場合、答える必要はありません。
まとめ ー
本来の面接は業務に関係のないプライベートな質問は公正ではないため、行ってはいけません。
しかし、プライベートなことに踏み込んだ質問をされる面接も稀にあるのが現状です。
志望する企業であれば、面接官に与える印象をよくしたいと考え、面接に臨むかと思います。志望企業であってもプライベートな質問に対してモヤモヤすること、どうしても答えたくないことに対しては応募者であっても答える義務はありません。
もし、志望企業だから、与える印象が気になると思うようであれば、「ここまでならモヤモヤせずに答えられる」という自分のボーダーラインを見極めた上で回答してみてください。
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