将来は家業の事業を継ぐ予定ですが、修行を兼ねて同業種で働きたいのですが、実家と違うエリアのほうがいいのでしょうか?面接で正直にいってもいいのでしょうか
将来、家業を継ごうと考えている次世代の経営者。
学業卒業後、家業を継ぐべく入社する人もいれば、修行期間と考え一度は他社で働く人もいると思います。そのどちらの道に進んでも間違いではありませんが、家業を継ぐ前に他社で働くことを選択される場合、勤務エリアや面接など、気をつけることはあるのでしょうか。
今回は「家業を継ぐ前に他社で働きたい!気をつけること」についてご紹介します。
同業種で働くメリットとデメリット —
同業種で働くメリット・デメリットは以下の通りです。
[メリット]
- 他社を経験することで常識やスキルの幅が広がる(家業での常識と他社での常識の違いを知ることができる)
- 同業者での人脈を広げられる
- 他社を経験することで被雇用者(従業員)の立場や気持ちを理解できる
- 家業を継ぐ際に自社の改善点に気づける
[デメリット]
- 家業を覚えるまで時間がかかる
- 就職先と家業との規模が異なる場合、ギャップを感じる可能性がある
学業卒業後の同業他社への就職はスキルや人脈を広げられるだけでなく、従業員の気持ちを理解できるなど、今後経営者として活躍していくのであれば、人として成長もでき、大きなメリットがあるようです。
他業種の選択も有り —
同業種で働くことにデメリットはほとんどなく、メリットばかりです。
ですが、同業種だけでなく、あえて家業とは全く異なる他業種への就職のも一つの方法です。
[他業種のメリット]
- 他業種での仕事で視野を広げる
- 人生の学びになる
- 家業を継いだ際、新しいアイデアが生まれやすい
- 他業種で経験を積むことで物の考え方が柔軟になる
[他業種のデメリット]
- 家業を覚えるまで時間がかかる
他業種も同業種と同じようにメリットは多く、いざ家業を継いだ際、大いに貢献できるでしょう。
しかし、こちらも家業を覚えるまでには時間を要することになるため、覚悟が必要です。
エリアは変えるべきか —
勤務するエリアに対して、これが正解といった決まりはありません。
同エリアを選ぶも良し、異なるエリアを選ぶも良し、自由な選択で構いません。
但し、小さな地域にある同業他社での就職の場合、企業のノウハウを持ち出したと思われる可能性も考えられるため、狭い範囲での就職はなるべく避けることをおすすめします。
また、家業から離れた企業への就職の場合、地域によって働き方や取引先企業との関係性は全く異なります。
エリアを広げることで、仕事の幅だけでなく視野も広げてみましょう。
面接で伝えるべきか —
面接で将来家業を継ぐつもりでいることを伝えるのは企業によって使い分けが必要です。
幹部候補を探している企業や新卒優遇の企業の場合、「この人を内定しても将来的に自社にとってメリットがないのでは」と思われてしまい歓迎されない可能性も。
しかし、最近では転職することは珍しいことではなくなってきており、企業としてもいずれ転職してしまう可能性があること承知の上です。将来、転職することがわかっていても、入社後どのように企業に貢献できるのかアピールできれば企業も前向きに捉えてくれるでしょう。
また、実力主義傾向の企業を選ぶのも1つの方法です。
こういった企業では将来的に独立を目指す人が多く集まる傾向にあります。実力主義といった面では大変なことも多いは思いますが、将来家業を継ぐことに理解を示してくれます。
まとめ —
同業他社での修行は将来、家業を継ごうと考えている人にとって大きなメリットです。
勤務エリアは今後の経営に活かすためにはスキルの幅や人脈を広げることが必須。家業とは異なるエリアへの就職をおすすめします。
面接では、企業によってはネガティブに捉えられることもあり、内定に繋がらないことも。
伝えるかどうかは企業の特徴をしっかりと確認しましょう。
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