転職を考えていますが職務経歴書が苦手です。特筆する成果も残せてないので何を書いたらいいかわかりません。
転職で必ず必要となる職務経歴書。
前職などで、様々な実績を積んできた人であれば、自信を持って書くことができるかもしれません。
しかし、職務経歴書の作成に苦手意識を持っている人も少なくありません。
そこで、今回は「職務経歴書の作成。特筆する成果がない時の作成方法」についてご紹介します。
職務履歴書とは ―
転職活動の際には履歴書と共に提出しなければならないもので、前職など、過去の経験から身に付いたスキルや知識を志望する企業に伝えるために提出する必要な書類をいいます。
履歴書：基本的なプロフィールを企業に知ってもらうためのもの。
職務経歴書：これまでの経験からどのような業務ができるのか明確にしたもの。転職活動でいえば、応募者のスキルなどの説明書といえます。
職務経歴書を書く前に ―
特筆する成果がないと危惧する人は職務経歴書を作成する前に次のことを準備してみましょう。
1.キャリアを振り返る
まずは自身のキャリアを振り返ってみましょう。
新卒入社からこれまでどのような仕事をしてきたのかをまとめましょう。
第二新卒など、職歴が短期間の場合、業務内容をできるだけ詳しく書き出してください。
す。
- 業務ができるようになるまでの過程
- 仕事をしてきた中で成し遂げたこと
- 成長した部分 など
明確に書き出します。書き出すことで、自分の武器を客観的に捉えることができるようになります。
また、このタイミングで転職で自分は何がしたいのかを明確にしておくことで、企業選びの際のミスマッチを防ぐことにも繋がります。
2.企業が求めている人材の把握
職務経歴書はあなたの仕事に対する説明書です。
しかし、業務内容の羅列だけでは、企業の目に留まる可能性は低いでしょう。
可能性を上げるためには企業に興味も持ってもらえるアピールをする必要があります。
そのため、細部まで企業研究が必須となります。
［企業が見極めたい部分］
- どのような業務ができるのか
- 何に対して即戦力となるのか
3.実績を記載する
続いて、実績を記載してみましょう。
特筆する成果がなくても、時系列で業務内容を書き出すだけでも大丈夫です。
面接官は、応募者がこれまで経験してきたことを伝えるだけでも、どの仕事が得意なのかをある程度イメージできます。
4.スキルや資格を記載する
スキルや資格の記載は全てでなくて大丈夫てます。
その理由に、志望企業の職種によって求められるスキルや資格が異なるからです。
その企業に全く関係ないのないスキルや資格をアピールしたところで、あなたに魅力を感じません。志望企業の職種では何も求めているのかを把握し、活かせるものを記載しましょう。
［その他、おすすめのスキルや資格］
- コミュニケーションスキル
- ロジカルシンキング など
全ての業種で活かせるものは記載しましょう。
また、国家資格を取得している場合は必ず記載するようにしましょう。
5.自分のキャッチコピーを見つける
自己分析は転職活動では準備の基本です。
- これまでの経験
- 経験したときに感じたこと
- 仕事で感じことやその行動 など
自分を客観的に知る作業が自己分析には必須です。できるだけ詳しく書き出しましょう。
自己分析を行い、仕事上での強みや弱みを把握できれば、次に自分を売り出すためのキャッチコピーを考えます。
キャッチコピーにすることで、自己アピールになり、企業の目にも留まりやすくなります。
実績がない人のアピールの仕方 ―
課題を見つけて解決する「課題解決能力」はどの職種に当てはまることです。
そのため、どの企業でも重要視されています。
特筆する成果がない人は、その課題にどのように向き合い、解決のためにどう行動したのか、その過程を強調し、評価してもらいましょう。
実績がなくても、その結論との合理性があれば、面接官の目には留まります。
また、社会人は仕事をする際、他者の指示を待つのではなく、自身で考え行動しなければなりません。
自分の意思で働き、自発的に企業へ貢献できることをアピールしましょう。
まとめ ―
特筆する成果がなく、職務経歴書の作成に後ろ向きでも大丈夫です。
まずは、これまでの経験やスキルを振り返ってみてください。
振り返ることで新卒入社から培ってきたものなど、成長した部分が見つかるはずです。
振り返り後には、志望企業の研究を行い、自身の経験やスキルが企業とズレがないか確認する所から始めてみましょう。
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