面接において自分のジェンダーについて話をしなければいけませんか?自発的に話したほうがいいのでしょうか。 答えたくない質問には答えなくてもいいのでしょうか。

面接においてプライベートなことを伝えるべきなのか迷うことがあるかと思います。
例えば、交際相手がおり結婚を視野に入れながらの転職や結婚まもない人女性の子どものことを考えてながらの結婚など、言いにくいこともあるのではないでしょうか。
中には自身のジェンダーについて伝えるべきなのか、迷っている人もいらっしゃるかもしれません。
プライベートに限らず、伝えなければ相手にはあなたの人となりを知ってもらうことはできません。
しかし、面接の質問であっても答えたくないこともあるかもしれません。
今回は「プライベートなことでも面接で伝える必要はある?」についてご紹介します。
面接で自身のジェンダーについて話す必要はあるのか —
面接で自分のジェンダーについて話すのかは、「本人の判断」に委ねられます。
一般的に面接では、ジェンダーに関する情報を求める必要はなく、ジェンダーを理由に雇用合否が決まることはありません。
自発的話した方がいい場合とは —
ジェンダーについて自発的に話す場合は以下のケースが考えられます。
- 仕事内容や職場環境にジェンダーに関する話題が影響を与えると懸念される
- 会社の文化やダイバーシティ(多様性)に関心があり、ジェンダーについて話すことでプラスな印象を与えると考えられる など
その他、ケースバイケースで自発的に話した方がいい場合もあると思いますが、伝えたくない(答えたくない)場合は伝えない(答えない)選択をしても問題ありません。
しかし、伝えない(答えない)選択をしても、採用担当者から質問があった場合、悪い印象を与えないよう答え方には気をつけましょう。
ジェンダーについて質問された場合の回避方法 —
面接時、ジェンダーに関する質問があった場合の回避方法は以下の通りです。
1.質問の明確化
明確化とは採用担当者の質問の意図を確認するものです。
例えば)
- 具体的にはどのようなことをお尋ねでしょうか?
- この質問は私の職務能力を判断するうえで関係するのかお教えいただけますでしょうか? など
2.話題を変える
採用担当者を真正面から受け止めず、話題を変えるのも方法の1つです。
質問を把握したうえで、面接(仕事)に関連する別の話題に変えて質問に答えましょう。
例えば)
- その質問についてはプライベートな部分ですので、業務に関係するスキルについてお伝えさせていただきます。
- その件については回答を控えさせていただきますが、私の業務実績や経験についてお話させていただきます。 など
答えたくない質問への対応のコツ —
上記で答えたくない質問に対しての回避方法をお伝えしましたが、対応次第では相手に与える印象を悪くしてしまうリスクもあります。
こういった場合、相手に与える印象を悪くしないためのコツをお伝えします。
1.言い回しを柔らかくする
自分にとって嫌な質問をされた場合、「攻撃的」や「防御的」な対応を取ってしまうことも。
そうなっていては、いい印象は与えません。
質問に対し、穏やかな口調や表現を心がけることで、採用担当者に反感を抱かせることなく、面接を進められます。
2.相手の立場を尊重する
採用担当者は質問に対し、悪意をもって質問しているとは限りません。
あなたの質問への返し方、「攻撃的」になるのか、「真摯な姿勢」で返答があるのかなど、あなたの反応をみていることも。
質問の内容に捉われず、相手の立場を尊重し、答えたくない質問を回避することをおすすめします。
まとめ —
ジェンダーに関することは、プライベートなことです。
あなた自身が伝えたくない、伝えるべきではないと感じるのであれば、伝える必要はありません。
それは、面接内での質問に対しても同様です。
答えたくない質問は伝え方を工夫して回避しても問題ありません。
しかし、面接では採用担当者に与える印象によって採用の合否が左右されると言っても過言ではありません。
相手に対し、「攻撃的」や「防御的」な態度で臨むのではなく、相手の立場も尊重したうえで柔軟な対応が必要です。
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