現在62歳です。会社の定年は65歳でそれ以降の雇用はありません。元気なので75歳くらいまでは年金をもらいながら、短時間働きたいのですが、年齢的にどういった職種が可能でしょうか。特に資格はないです。いまは配送のドライバーです。
人生100年時代といわれる近年。定年後であっても、身体が動く元気なうちは、年金を受給しながら働きたいと考える人は多いのではないでしょうか。
しかし、定年後のイメージには、仕事がなく自宅で過ごすだけなのでは?と不安の想いを抱える人もいるかもしれません。
そこで今回は「定年後の65歳。短時間で働くことのできる就職先」についてご紹介します。
65歳以上でも仕事はある? —
結論から言うと、定年後の65歳以上であっても仕事はあります。
多少仕事の幅は狭まりますが、探し方を工夫し、仕事を探すことができます。
探し方の例)
- 体力に健康面を考慮した選択
- 短時間・柔軟なシフトが可能な職場
- 年齢に関係なく就労しやすい業界の紹介 などが挙げられます。
仕事の具体的な探し方 —
以下が上記の探し方から見つけられる仕事の選択肢です。
体力や健康面に考慮した選択:軽作業・倉庫管理・配送補助・ピッキング(商品の仕分け・管理)・配達・軽貨物運送業 など。今回のタイトルの方で言えば、ドライバーの経験を活かすことのできる職種です。
短時間・柔軟なシフトが可能な職場:スーパーの品出し・清掃業務・受付・案内業務・警備員(*警備員は資格が必要なことも) など。これらの職種は比較的短時間での勤務が可能かつ、年齢的な配慮のある職種といえます。受付や案内業務は、コミュニケーションスキルが求められることも。
年齢に関係なく就労しやすい業界の紹介:シルバー人材センター・地方自治体のシニア向け支援プログラム。これらは高齢者がこれからも元気で働き続けられるよう支援する取り組みを指します。仕事の紹介やスキル向上を目的とした講習を受けられる場です。
シルバー人材センター・地方自治体のシニア向け支援プログラムとは —
以下、シルバー人材センター・地方自治体のシニア向け支援プログラムを簡単に説明します。
シルバー人材センター:地域ごと運営されている非営利シニア向け就業支援機関をいいます。拠点は全国にあり、60歳以上であれば誰でも登録可能です。紹介を受けられる仕事の種類は多岐に渡り、1日の勤務時間も2~3時間と柔軟な働き方が可能です。
地方自治体のシニア向け支援プログラム:自治体によって、シニアの活躍できる場所を増やすための支援プログラムや再就職支援を行っています。これらのプログラムを利用することで、希望する職種や働き方・条件に合った仕事に出会いやすくなります。(支援例:就労支援セミナーや相談会・職業訓練プログラム・ボランティア活動など)
年金と収入のバランス —
仕事を選ぶ基準の1つとして、年金と収入のバランスを考えることも大切です。
年金をもらいながら働く場合、収入が一定額を超えてしまうと年金が減額の対象となるため、バランスを考えて働くようにしましょう。
*一定額:「月額の総収入」と「年金額合計」が47万円を越えた場合に年金が減額されます。
具体的には、47万円を越えた分の半額分が年金から差し引きされます。
例)収入+年金額=月50万円の場合
47万円を3万円超過しているため、その半分の1.5万円を年金から減額されます。
減額されないようにするためには、47万円に月の総額を収めることで、全額受給が可能となります。
まとめ —
65歳以上であっても、探し方次第では短時間や週2~3日など、柔軟なシフト体制での勤務が可能です。
資格がなくても働くことのできる職業は多くありますが、新たなスキルや資格を得て働きたい場合は、シルバー人材センター・地方自治体のシニア向け支援プログラムへ参加してみましょう。新しい発見があるかもしれません。
人生100年時代。定年を迎えても輝いた人生を送ってください!
福山転職ポストマンでは福山の求人のご紹介のみならず、
スムーズに転職活動を行うための全面的なサポートを行っています。
福山の求人紹介、ご相談などサービスは完全無料ですので、
転職活動への不安をお持ちの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。
ご相談は
まで。