仕事を辞めたい。でも勇気が出ない…迷いを整理する4つのステップ
「もう自分にはこの仕事は限界かも…仕事を辞めたい」
「違う道もあるのではないか…」と、ふとした瞬間に考えてしまうことは誰にでもあることかもしれません。
それでも、「仕事を辞めて次の仕事は見つかるのか…辞めることも怖い」「こんな考えは甘えなのでは」と、自問自答してしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、辞めたいけれど辞められないと悩んでいる人に向けて「気持ちを整理！前に進むための4つステップ」をご紹介します。
STEP1. 自分の感情と向き合う ―
まず初めに大切なのは、自分の心の中に溜まっている感情、思いを書き出してみましょう。
モヤモヤしたまま頭で考えていては、上手くまとまらず冷静な判断はできません。
紙に書き出す、スマホ内のメモなどの機能を用いて「今、感じていること」を思いつくままに、出してみてください。
例えば）
- 朝、仕事に向かうのがつらい
- 上司の顔を見るだけでもストレス
- 職場の雰囲気が嫌だ
- 自分の頑張りが評価されていない気がする
- 仕事に熱中できない など
書き出すことで、自分の本音に気づいたり、気持ちを落ち着かせられます。
STEP2. 辞めたい理由を分類する ―
自分の感情を書き出せたら、次のステップは「なぜ辞めたいと思っているのか」を整理していきましょう。
この理由は、大きく分けて3つに分類できます。
- 感情的な理由：人間関係がつらい、職場の雰囲気が合わない など
- 物理的な理由：通勤距離が遠い、長時間労働、給与が少ない など
- 将来的な理由：成長を感じられない、やりがいがない など
このように分類し、整理することで「これは一時的なもの（感情）？」「根本的な問題？」といった辞めたいと考える理由、本質が見えてきます。
問題の本質が分かれば、その理由に対してどう対処したらいいのかも、見えてきます。
STEP3. 今すぐ辞めるのか？他の選択肢はあるのか？ ―
辞めるか、これまで通り続けるのかの2択で悩んでしまうと、どうしても視野が狭くなってしまいます。
そんな時は、少し視野を広げてみましょう。この2択以外にも多くの選択肢が隠れています。
- 他部署への異動ができないか会社と相談してみる（＊環境が変わるだけで気持ちも変わることも。）
- 週末だけなど条件を決め、副業をして自分の可能性を広げてみる（＊副業が許可されていない企業では、就業規則に違反します。一度確認を。）
- 転職エージェントなどで話を聞くだけなど、行動してみる（＊話しを聞くことによって、考えがまとまることも。）
- まずは転職活動の準備だけ始めてみる（＊始めてみて気持ちに変化があることも。）
「今すぐ辞める」という選択だけが、正解ではありません。
会社へ相談したり、少し行動してみることで、狭くなっていた視野が広がることもあります。
STEP4. 信頼できる人に相談する ―
自分だけで悩んでいると、気持ちはマイナスな方向へ進んでしまいます。
そういう時は、あなたの信頼できる人に相談してみましょう。
- 一番身近にいる家族
- 気の許せる友人
- 同じような経験をした人、知人
- 転職のプロであるキャリアカウンセラーや転職エージェント など
誰かに話しを聞いてもらうことも迷いを整理できるステップの一つです。
身近な人で気持ちが落ち着くのであれば、家族や友人に相談してみましょう。
身近な人には話しにくいのであれば、同じ経験をした人やプロに相談することで、一人では思いもよらなかった答えを導き出してもらえることも。
一人で抱え込まず、誰かに頼ってみてはいかがでしょうか。
まとめ ―
転職だけではなく、人生には悩みはつきものです。この迷っている今にも、きっと意味があります。
自分の「辞めたい」という気持ちを甘えだけで片付けるのではなく、自分と向き合う時間と捉えてみてください。
自分の気持ちに耳を傾け、一度整理し、様々な選択肢の中からあなたに合った働き方を見つけてください！
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