福利厚生が充実している会社に転職を考えています。募集要項には記載があっても、入社後にイメージと違うこともあるので、面接時に働いている先輩などへ質問ができるか、聞いても失礼にあたらないのか。また、いろんな福利厚生があると思いますが、具体的に実在する福利厚生を教えてもらえますか
転職活動では、「福利厚生が充実している会社」を希望される人も多いと思います。
しかし、求人票に魅力的な条件が記載されていても入社してみたら「福利厚生を活用できなかった…」「思っていたのと違った…」という声を耳にすることもあります。
せっかく、希望して入社した会社。思っていたのと違ったとならないためにはどうしたらいいでしょうか。
今回は「面接時に福利厚生の質問できる?実際の福利厚生ってどんなもの?」についてご紹介します。
「実際の福利厚生」面接で聞いても大丈夫? —
結論から言えば、「実際に働いている方の声を聞ける機会はありますか?」と質問することは失礼にあたりません。
むしろ、「会社や職場を知ろう(よく理解しよう)としている」姿勢として、前向きに受け取られるケースが多い印象です。
ただし、質問するタイミングや聞き方には工夫が必要です。
質問時の注意点 —
面接の序盤から福利厚生について細かく質問することは避けましょう。
早い段階で質問してしまうと、「福利厚生の条件だけで会社を選んでいるのでは」と面接官に誤解される恐れがあります。
おすすめのタイミングは、終盤の「何か質問はありますか?」という場面です。
〈質問例〉
- 「福利厚生について詳しくお伺いしたいのですが、実際のお話を社員の方から伺える機会はありますか?」
- 「○○制度が魅力的だと感じています。利用条件や実際に利用されている方の声を教えていただけますか?」
その他、社内見学や職場の雰囲気が確認できる「入社前面談」などの制度があるかどうかも聞いてみるものいいでしょう。
実在する「福利厚生」一例 —
福利厚生には大きく分けて「法定福利」「法定外福利」の2種類あります。
法定福利:健康保険や厚生年金などの法律で定められた制度。(この福利は、どの企業でもほぼ共通といえます。)
法定外福利:企業独自で導入している制度。こちらは企業によって内容が大きく異なるのが特徴です。
〈法定外福利 一例〉
【生活支援系】
- 家賃補助・住宅手当:家賃の半額補助や上限3万円まで など
- 通勤手当:公共交通機関の定期代全額支給、マイカー通勤可でガソリン代の支給 など
- 社員食堂や昼食補助:1食500円、ランチ無料支給 など
- 社員割引制度:自社商品を最大半額で購入可能 など
【健康・医療系】
- 健康診断
- インフルエンザ予防接種補助
- メンタルヘルス相談窓口の設置やカウンセリング
【働き方支援系】
- 育児・介護休業制度
- フレックスタイム制・時短勤務制度
- リモートワーク・在宅勤務制度の導入
【その他のユニークな制度】
- 社員旅行やスポーツ大会
- 資格取得支援(受講料・受験料補助など)
- リフレッシュ休暇制度 など
確認時のポイント —
福利厚生は「あるなし」ではなく、「どんな人がどの条件で使うことができるのか」が重要なポイントです。
また、企業によって福利厚生の利用実績や申請の頻度は異なります。
「せっかく制度があってもほとんど使われていない」という場合もあるため、可能であれば実際に働いている方の声を聞くことをおすすめします。
まとめ —
福利厚生の実態は求人票だけではわかりません。面接や説明会で実際に聞くことによって知ることができます。
聞き方や質問のタイミングが工夫できれば、条件についての質問であっても失礼にはなりません。
自分に合った働き方を知るためにも、福利厚生の有無だけでなく、その活用頻度まで確認できると安心です。
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