副業OKの会社ってどこで見抜く?求人票の注目ポイント

働き方が多様化し、副業・フリーランス・複業といった選択肢は珍しいものではなくなりました。
「収入を増やしたい」「スキルを活かしたい」「会社以外の活動基盤を持ちたい」という理由から、副業を前提に考える人も増えてきています。
しかし、求人票には必ずしも「副業OK」とはっきり記載されているわけではありません。
では、どの部分を見れば副業に理解がある企業か判断できるのでしょうか。
そこで今回は「求人票から読み取れるポイント」についてご紹介します。
「就業規則により副業を許可」と明記されているか —
最もわかりやすいのは、求人票に明確に記載されている場合です。
具体的には以下のような文章が目印になります。
- 「副業・兼業可(社内規定による)」
- 「申請により副業可能」
- 「就業時間外の副業を許可」 など
近年、国も副業推進に力を入れているため、求人票に明記する企業が増えています。
ただし、「規定により許可」とある場合、就業時間や競合との兼業制限、情報の取り扱いルールなどが付くケースも多いので、入社前に確認しておきましょう。
勤務形態・就業時間の柔軟さも重要な判断軸になる —
副業をするには時間の余白が必要です。
そのため、求人票の以下の点にも注目してみてください。
- 残業の有無・平均時間
- 在宅勤務・リモートワークの導入状況
- フレックスタイム制度の有無
特に副業をする人の多くは、平日の夜や休日に作業時間を確保しています。
「年間残業20時間以内」「完全週休2日」「リモート可」「裁量労働制」などは、副業との両立に向いている要素です。
反対に、「繁忙期の残業が多い」「休日出勤あり」「有休の取りづらさが想像できる」といった記載がある場合、副業を軸にした働き方が難しい可能性があります。
副業者の実績・受け入れ姿勢が記載されているか —
最近の求人票には、職場環境や所属社員の働き方が記載されます。
その中に、
- 「副業しながら働く社員:○名在籍」
- 「週末に別事業を展開している社員多数あり」
- 「個人事業主経験者歓迎」など
これらに記載されている企業は、副業への理解が高い傾向があります。
特に‟経験者歓迎”と記載されている企業は、副業経験や個人のスキル発揮をプラスで評価している可能性があります。
評価制度や成果主義との相性 —
副業と相性が良い企業は、成果基準が明確なことが多いです。
例えば)
- MBO(目標管理制度)
- 成果主義
- 定量評価が中心
このような評価軸の場合、成果を出していれば働き方の細かい部分には干渉されにくい傾向にあります。
反対に、
- 出社時間が厳しい
- 仕事量が属人的
- チーム連携中心で個人裁量が低い など
これらの環境では、副業の時間や気力が圧迫される可能性があります。
応募前・面接時に確認できる質問 —
求人票の情報だけで判断できない場合は、面接時に以下のような質問がおすすめです。
- 「御社では副業をされている方はいらっしゃいますか?」
- 「副業に関する申請フローはありますか?」
- 「勤務時間外の活動について制限はありますか?」 など
聞き方のポイントは、‟本気のトーンで聞くのではなく、興味ベースで聞いているだけ”というトーンを保つようにしましょう。
まとめ —
副業OKかどうかは「明記されているか」だけではなく、働き方の自由度・実績・制度の柔軟さが大きな判断ポイントとなります。
- 副業許可の明記
- 就業時間・残業・休日などの余白
- 副業者の実績
- 評価制度
- 面接時の確認方法
副業は、収入面だけではなく、自己成長につながる選択肢でもあります。
求人票の情報をしっかりと見極め、あなたらしい働き方をみつけてください。
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