看護師としてキャリアアップしたい方必見!今取得するべき資格とは?
2020.10.19掲載
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看護師としてキャリアアップしたい方必見!今取得するべき資格とは?

 
 
 

看護師がスキルアップするために必要なものは何だと思いますか?――

スキルアップするには今後の方向性によって様々な資格検定研修などいくつかあります。

そこで、看護師が目標とすべき資格を【10】ご紹介します。

 

1.認定看護師

日本看護協会が定めている認定看護分野で、熟練した看護技術・知識がありることの証明ができるため、

キャリアアップを希望する看護師はぜひ取得したい資格です。

認定看護師の資格取得するには、看護師免許取得後の実務研修が通算5年以上が必要となります。

認定分野は19分野あり、教育機関でのカリキュラム約600~800時間を修了後、

審査に合格することで取得可能に。

また、認定看護師資格は5年間が有効期限となり、5年ごとに更新審査を受ける必要があります。

資格取得後は病院、福祉・介護施設や訪問看護などがあり、資格手当の増加によって給料アップの可能性も。
その他に、看護の実務だけでなく相談や指導の役割にも携わることができるようになります。

 

19分野・・感染管理、がん薬物療法看護、がん放射線療法看護、クリティカルケア、緩和ケア、

呼吸器疾患看護、手術看護、在宅ケア、心不全看護、小児プライマリケア、新生児集中ケア、

生殖看護、腎不全看護、接触嚥下障害看護、糖尿病看護、認知症看護、脳卒中看護、

乳がん看護、皮膚・排泄ケア

 

2.専門看護師

専門看護師も日本看護協会が定めた、特定の看護分野の知識と技術があることを証明できる資格です。

高水準の看護を実現させるため、この資格制度での特定看護分野は全部で13あります。

資格取得には指定の専門看護師教育課程基準の所定単位 26~38単位の取得

実務研修通算5年以上の内3年間は専門看護分野の実務研修が必要となり、

その後、書類審査と筆記試験(論述形式)合格することが条件なので、

認定看護師よりも取得のハードルは高く難しくなっています。

また、専門看護師も認定看護師同様、5年間の資格有効期限はで、5年ごとに更新審査を受ける必要があります。

取得後は病院やクリニック、訪問看護など、その他には実務以外に相談、教育・研究、

調整、倫理調整などの役割に携われる看護学のスペシャリストを目指すことも可能になります。

 

13分野・・がん看護、精神看護、地域看護、慢性疾患看護、急性・重症疾患看護、

老人看護、小児看護、母性看護、感染症看護、家族支援、在宅看護、遺伝看護、災害看護

 

3.ケアマネジャー

ケアマネ(介護専門支援員)とは、医療にも深く関わりのある介護関係の資格です。
要介護・要支援の高齢者や障がい者への最適なケアプランの作成、

サービス実施施設などへの橋渡しのマネジメントが主体であることから、

基本的な勤務が日勤、利用者との面談などで時間調整が可能なこと、

自由度の高い役職も特徴です。

そのため、家庭と仕事の両立をしやすいという点も魅力の1つです。

今後介護サービスの需要が増えるにあたり重要度が増す資格と言えますが、

介護福祉関係資格の中では最高難度の資格とも言われています。

 

資格取得には介護支援専門員実務研修受講(マークシート式)試験に合格後、

実務研修87時間以上を修了することが必要となります。

但し、看護師・准看護師などの特定の国家資格の保持者

対人援助の実務経験が5年以上もしくは業務に従事した日数が900日以上で受験可能。

(実務経験には、施設などにおける相談援助の業務も含みます。)

資格取得後は居宅介護支援事業所や地域包括支援センター、介護施設など様々な場所で活躍が可能です。

 

 

4.臨床心理士

臨床心理学の知識に基づき、患者さんの心のケアに直接的に関わることのできる資格です。

必須条件として指定の大学院を修了していること、筆記試験と面接に合格することが条件となります。
資格取得自体のハードルは低くはないですが、患者さんのメンタル面に深く寄り添いたい人や、

心の問題の治療に携わりたい人に人気です。

資格取得後は、医療機関の他、教育機関、福祉施設、企業、警察署・刑務所など様々な場所で

勤務することが可能です。

また、メンタルヘルスに関する相談・援助業務の他、指導やアドバイスも行うことができるようになります。

 

5.保健師

学校や保健所・保健センター、訪問看護ステーションに勤めるなど、

健康的な生活のサポートやアドバイスをする役割を持つ国家資格です。

資格取得方法には保健師指定養成校の認可を受けた看護大学や専門学校で学び、

学生のうちに看護師と保健師の国家試験を受験すること。
看護師として実務を積み保健師養成学校で学んだ上で国家試験を受験すること。

取得後は病院や訪問看護の他、企業に勤める企業保健師、

地域包括支援センターや地域の保健所・保健センターなども代表的。
また、福祉施設や教育機関などでも活躍している保健師も数多くいるのが現状です。

 

 

6.助産師

助産師は出産時の介助や新生児のケア、他には妊娠から出産後まで、

母親の体調管理や様々な指導に携わることのできる国家資格です。

受験には女性で看護師免許を取得しており、助産師の専門教育機関で

1~2年学んでいることが条件となります。

助産師専門教育機関は、助産専門学校、助産課程のある大学・大学院、助産課程の大学別科、

短期大・大学の助産学専攻科、助産専門職大学院など多数存在します。

取得後は病院の産科、助産院など出産に留まらず、病院内などの助産師外来で

妊婦さんへ指導や健康管理にあたることも可能になります。

 

7.福祉住環境コーディネーター

高齢者や障がい者のある方が、自立して快適に暮らせる住環境づくりの提案を行う民間資格です。

筆記試験を受験し合格することで、福祉住環境コーディネーターの資格取得が可能です。

病院から在宅へシフトする医療の状況で、各家庭での住環境が重要視されつつある中、

看護師が福祉住環境コーディネーターを取得するケースが増えています。

 

資格取得後は病院や介護・福祉施設での勤務。

その他、介護に伴う建築やリフォームに力を入れている建築業者や設備業者などで

働くことも可能です。

 

8.栄養サポートチーム専門療法士

栄養サポートチーム専門療法士とは健康の維持や回復のため、

適した栄養管理を行う医療と栄養のスペシャリストのことです。

管理栄養士・看護師・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士・

理学療法士・作業療法士・歯科衛生士・診療放射線技師のいずれかの資格保持者かつ、

5年以上の実務経験があり業務上栄養サポートに関わっていること、

認定施設での実地修練を40時間受けていること、

学会・セミナーへ参加し30単位を取得していることなど多くをクリアしていることが受験資格になります。

この資格は大学病院や総合病院など、入院施設のある大規模病院が主な活躍場となっています。

 

9.医療環境管理士

日本医療環境福祉検定協会管轄の資格です。
医療の現場での感染症予防に関して、専門的な知識・スキルがあることの証明ができ、

感染予防に関する指導を行うことが可能です。

この資格は医師や看護師などの医療従事者が取得するケースが多いのが特徴です。

資格取得には、100問の選択式3問記述式の試験に合格すること。

医療環境管理士は主に医療機関が主な活躍の場となり、

その他には感染予防・対策に関する教育・指導に携わることも可能です。

 

10.手話通訳士

聴覚障がいを持つ方が健聴者と円滑なコミュニケーションができるよう、

手話と言語を通訳する役割を担う資格です。

手話通訳士の資格を取得するには学科および実技試験に合格することが条件となり、

取得後には医療機関、役所などの公的機関、聴覚障害者福祉関連施設、社会福祉協議会など様々。

その他に手話通訳者派遣センターに登録し、依頼を受けて通訳業務を行うことも可能です。

 

まとめ――

看護師のキャリアアップについて、おすすめの資格『10』ご紹介しました!

新しく取得する資格が看護師としてのキャリアアップにつながり、

ご自身が望むキャリアプランを実現する近道になるはずです。

焦ることなく、ご自身のペースに合った資格を吟味し、希望の資格を取得してください!

 

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